科学・哲学の前衛としての臨死体験、異界、そして霊魂の周縁
科学・哲学の前衛としての霊魂の周縁(臨死体験(立花隆)を包含しつつ、、)をこのサイトで、探っていきます。
「臨死体験」(立花隆 著)において、立花氏は、ジャーナリストとして、事実を最大に尊重し、取材しています。
その中で、立花氏が、否定できない事象が印象的です。
それは、心臓手術した方の臨死体験です。
立花氏が、その方と、手術を担当した医師2人と同席の中でインタビューした臨死体験が事実と思わざるをえないものでした。
臨死体験が事実なのは、間違いないでしょう。
心身二元論です。
心そのもの動きを深く探る意味が生じます。
ここでは、立花氏が臨死体験で述べている心(魂)の広がりを探っていきます。
ブライアン・グリーン’(物理学者・超ひも理論研究者/ベストセラー「エレガントな宇宙」の著者)が研究の進め方を述べています。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
私たち人間にできるのは観察することだけなのだから観察結果を重く受け止める。
私たちが道しるべとして選び取るのは、歯止めのない想像やあらゆることを疑う懐疑主義ではなく、しっかりとしたデータと数学的な枠組みである。
そして本日の実験結果を説明するとともに未来の実験結果を予測できるような最もシンプルで適用範囲の広い理論を探さなければならない
過去100年間に成し遂げられた物理学上の発見の数々は、私たちの常識的な世界観が間違っていることを何度もを示しており、その都度新しい世界観がもたらされてきた。そうした新しい世界観はどれも最も想像力豊かな SF 作品にも劣らないほど劇的で、意外で、パラダイムを揺さぶるようなものだった。
---(「宇宙を織りなすもの(上)」P12)-----------------------------------------
(※サイト管理者注
・「数学的な枠組み」は、このサイトの文脈でいうと、「論理的枠組み」に、「実験結果」は「観察事実」に、「物理学上の発見」は「スピリチュアリズム上の発見」に、言い換えられるだろう)
このサイトにおける考察もまさに、ブライアン・グリーン’が述べている姿勢で、為されて行かねばならない。
2020/4/20設置